MacOS上のPython CGI このフォルダにはMacベースのウェブサーバ(例えばWebStar、Quid Quo Pro、NetPresenz、アップ ルのPersonal Webserver)でPythonのCGIスクリプトを実行可能にする2つのツールが含まれていま す。 2つのツールはプラットフォームに依存しないUnixスタイルのCGIスクリプトをエミュレートします。 簡単に言えば、ウェブサーバによって送られたAppleEventをos.environディクショナリにより変換す ることによって可能にしています。詳しくは以下を参照して下さい。 2つのツールは目的が少し違います: ーPythonCGISlaveは通常の「*.py」形式のPythonスクリプトを実行可能にします。ウェブサーバは 「.py」を受け付け、PythonCGISlaveへ送るよう設定しなければなりません。全てのウェブサーバが サポートしているわけではありません。例えばWebStarは対応していますが、NetPresenzは対応して いません。 ーBuildCGIAppletはPythonのCGIスクリプトを互換性のある形式にし、どんなウェブサーバでも実行 可能なCGIアプレットを作ります。 PythonCGISlaveの長所と短所は(+は長所、ーは短所):  +通常の「.py」ファイルを扱います。スクリプトをひとつひとつラップする必要はありません。  -すべてのサーバに対応しているわけではありません。複雑な設定が必要なことがあります。 BuildCGIAppletの長所と短所は:  +より多くのサーバに対応しています。  +設定の煩わしさが少ない。 -ひとつ一つのスクリプトをラップしなければなりません。 BuildCGIAppletを使う CGIスクリプトをBuildCGIAppletにドロップします。<スクリプト名.cgi>という名前のアプレットが 作られます。それをHTTPの適当な階層に移動してください。 .cgiのアプレットのファイルを扱えるよう、ウェブサーバの設定をしてください。.cgiは標準的な拡張 なので、普通はデフォルトで設定されています。あなたの作ったCGIアプレットが初めて起動すると、 <アプレット名>.errorsというファイルが作られます。CGIスクリプトが例外を起こすと、そのファ イルにデバッグ情報が書き込まれます。 PythonCGISlaveを使う HTTPの階層にPythonCGISlaveを置きます。.pyファイルをPythonCGISlaveに渡すようウェブサーバ を設定します。例えば、WebStarでは、簡単に言うとこのようになります: ーWebStar Adminアプリケーションで、新たな"action"を作り、それをPYTHONとします。"Choose" ボタンをクリックし、アプレットを選びます。この設定を保存します。 どのようにして機能するか PythonのCGIの要求ごとに、ウェブサーバはCGIアプレットにAppleEventを送ります。たいていのCGI パラメータ適切なものはAppleEventから運ばれ、os.environディクショナリへ蓄えられ、スクリプト が実行されます。可能な限りUnixスタイルのCGIをエミュレートするので、Macベースのウェブサーバ でも起動するでしょう。 デフォルトでは、アプレットはそれぞれの要求の後に終了しないので、起動時のオーバーヘッドは初回 の起動時をのぞいてほとんど生じません。もし、CGIスクリプトに例外が起こったら、アプレットは< アプレット名>.errorsというファイルに実行の記録を書き込み、終了します。メモリリークが生じる 場合もあるので、終了するのはいいアイデアのようです。アプレットは次の要求があると再起動します。 Please direct feedback to and/or . #2001/9/3 #--Traslated by YOSHIMURA Hiroyuki--